ここ2年ほど、男女ともにスニーカーがブームだ。
チェスターコートなどカッチリしたアイテムを、スニーカーやキャップなどストリート寄りのアイテムで崩すのが定番化しつつある。
そのスニーカーブームの中心にあるのはニューバランスをはじめとしたランニング系のシューズ。
リーボックのポンプフューリーやプーマのディスクブレイズ、ナイキのエアマックスなど90年代当時"ハイテク"と呼ばれて一世を風靡したモデルもリバイバル中。
そんな中、ランニング系に次ぐブームとなるスニーカーの筆頭候補として浮上しているのが"コート系"スニーカーだ。
コートとは文字通り、テニスコートやバスケットコートなどを指す。
(昔はこう言ったスポーツは専用のシューズがなく、ある程度色々な競技で使えるようになっていた。)
そんなコート系の代表的シューズが、アディダスのスタンスミスだ。
10年ほど前までは廉価モデルがデパートや量販店で叩き売りされていたため、通学用なんかで履いていた方も多いのでは?
この叩き売りが原因の一つで一時は販売中止となっていたスタンスミスが、2014年にオリジナルに忠実に復刻。待ってましたと言わんばかりにスニーカー好きが飛びついたのである。
私も欲しいと思ったのだが、初期ロットはすぐに完売、再入荷を待つ間にすっかり熱が冷めてしまった。
さらに人と同じことはあまりしたくないという捻くれ者なので、ここはスルーを決め込んだのである。
そんな中思いついたのがナイキの テニスクラシック 。
おそらくスタンスミスに対抗して、ナイキが74年に発売したウィンブルドンがマイナーチェンジした物だ。
見た目はそのまま"スタンスミスのナイキ版"といった感じである。
こちらが私が購入した物。
正確にはTENNIS CLASSIC ACというモデル名で、オートクレーブソール(いわゆるバルカナイズドソール)を採用し、よりヴィンテージのウィンブルドンを意識したモデルとなっている。
タンのタグが少々安っぽいが(ヴィンテージを意識したモデルなのにこの点は謎)、いたってシンプルなデザインで使い勝手が良い。
ボリュームもエアフォース1などよりは控えめだが、コンバースのようにペチャンコでもなく、程よい感じである。
程よくヌケ感もありつつ、ストリートに寄りすぎない上品さも持っている。
購入の決め手は何と言っても価格で、楽天のとあるショップで4800円ほど。
ちなみに定価で買っても8000円程度。
スタンスミスだと12000円するので、このお値打ち感はすごい。
話題の限定モデルを集めるのもいいが、たまにはこういったレギュラーモデルをザックリ履くのも悪くないだろう。
ちなみによりレアリティや限定モデルにこだわる方であれば、SupremeとコラボのテニスクラシックSBや、Fragment Designとのコラボ、さらにソールをナイキの最新クッショニングシステム"ルナロン"に換装したテニスクラシックルナなども存在する。
他メーカーのコート系として代表的なのは、先ほども触れたアディダスのスタンスミスの他、プーマのスウェードなど。
また他人とかぶりたくない!という方は、ニューバランスのCT300やサッカニーのマスターコートがオススメだ。
ランニング系は履き飽きてきたなあ、なんて方にコート系。
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