Twitterで興味深い記事が回ってきた。
海外からオフホワイトコラボのコンバースを輸入したら、輸入禁止品目のため税関で滅却され、購入金額は戻らず滅却費用まで負担させられたという話だ。
別にこの件で伊藤忠が利権を貪ってるとか言うつもりはないし、そういう話ではないが、伊藤忠にはもう少しやり方を考えてもらいたい。
歴史ある伝統的ブランドのファンは、ブランド本国の生産だったり規格などの価値に重きを置く。
すると相対的に日本独自の企画品などとは溝が生まれるわけだが、ことコンバースに関しては日本国内でのライセンスを伊藤忠が握っている関係で、US規格品を日本で入手することは容易ではない。
近年人気の例としてはスケボー仕様ラインのCONSが挙げられる。
アメリカを中心とした海外ではコンバースはナイキの子会社であるため、このCONSは見た目はコンバースでありながら、ナイキのインソールを搭載している。
そういった他にはない魅力もあって日本のスニーカーフリークにも人気なのだが、上記のライセンス問題で日本での入手は容易ではないし、見つけても本国の倍近い値段が付いている。
恐らくこの人気を受けてか今年日本でもコンバースSBというスケボー仕様ラインが展開されるらしいが、当然ナイキのインソールは搭載されない。
別にナイキのインソールだけがCONSの魅力ではないが、日本で似たような物を展開しても所詮は真似事の下位互換にすぎない。
一方でコンバースアディクトや日本製にこだわったオールスターJなど、十分世界に訴求し得る魅力を持った日本企画製品もある。
これらを世界に向けて発信しつつ、CONSのような海外の人気ラインは取り入れていくというようなバランスの取れた事はできないものか。
と、この辺で。
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