2016年1月4日月曜日

adidasの最新テクノロジー「boost」ソールの履き心地が凄い! 2016年初買い レ ビュー

年が明け、2016年が訪れた。
結局エヴァの新作映画も公開されず、バックトゥザフューチャーPart2に登場した自動で足にフィットしてくれるスニーカー「エア マグ」も完璧な形では実現されないまま2015年も過ぎてしまった。
ひと昔前の映画やアニメなどで「近未来」として描かれた時代が、何事もなかったかのように過ぎて行くのに違和感を覚える今日この頃である。





正月と言えば初売り


異論はあるだろうが、私の中ではこのような認識がある。
前日の夜中や早朝から福袋に並ぶという人も少なくないだろうし、どこの店も初売りセールをするもの。
私は中学生の頃くらいから正月は元日に貰ったお年玉を握りしめて初売りで服を買うのが定番で、今でもその感覚が残っている。
というわけで最近は三ヶ日には行かなくても、ほぼ毎年年始は何かファッションアイテムを買っているのだが、今年はZOZO TOWNの初売りハイパーハイパーセールで予期せぬ買い物となった。

買ったものはY-3のスニーカーで、年が明けて早々何の気なしにセールページを見ていたら、40%オフという数字にまんまと釣られてしまった。
ちょうど1月発売予定のadidasの新作を狙っていたのだが、そんな時にY-3のスニーカーが18000円程で買えればそれは釣られてしまう。




Y-3 Yohji Boost


今回買ったのはYohji Boostというモデル。
Y-3と言えばQasaやRetro Boostが流行っているので今までチェックしていなかったモデルだが、初出は2014年で今回セールに掛かっていたのは2015SSモデルのよう。
サイズはセール開始時点ですでに23.5と25.5しか残っていなかったが、私は足が小さいので25.5を購入。
届いてみたらピッタリだった。
もっとも、足が小さく見えて少しバランスが悪く感じるので普段は26.5くらいを買うのだが。




adidasの3ラインがハッキリ入っていて、Y-3でありながらadidas感も強いデザイン。
Y-3でここまで正統派に3ラインが使われているデザインは案外他のモデルにはなかったりする。




boostソールの履き心地や如何に


購入の大きな決め手となったのが、ソールに使われているboostフォーム。
これはadidas渾身の最新クッショニングテクノロジーで、どうやらかなりクッション性が高いという事は聞いていたので、その履き心地が気になっていた。


ソールはかなり厚く、見た目は発泡スチロールのよう。


ラッパーのKanye Westの着用で一躍大ブームとなっていたウルトラブーストは品薄でなかなか買えなかったりしたので、良い機会だった。
ちなみにこのYohji Boostも一時期カニエのお気に入りだったようで着用写真が多く出てくる。


触った感触ですぐに分かるのだが沈み込みが物凄く、履いた瞬間ブニッとした感触。
それでいて反発力も高いので、足が自然と前に押し出される感覚でとても歩きやすい。
見た目はどう見ても発泡スチロールだが、感触は別物。
Qasaに使われそのモード感溢れるデザインから大ヒットを飛ばしたTubularソールの履き心地は正直期待外れだったが、こちらはかなり所有欲を満たされる。


アウトソールは網目状のラバーが貼られており、一番擦れやすい爪先内側と踵外側は硬めのラバーがつかわれている。
赤い色もポイント。


ちなみにこのモデルはadidasのピュアブーストがベースになっておりソールユニットは同一。
後発のウルトラブーストは本格的なランニングにも対応させたモデルで、ソールのあまりの柔らかさゆえに姿勢制御用のトルションバーが埋め込まれているが、このソールはそれがないためスポーツ用にはあまり適さず街履き専用と言ったところだろう。

しかしこのソールは病みつきになる。
ナイキのルナロン以上の柔らかさと反発力である。



インソールも特徴的で、網目の間からはブーストフォームが丸見え。
やはりこの網目によって沈み込む感覚が増幅されるのだろう。



トゥも比較的細身の形で、色々な格好に合わせやすそう。



ヒールには大きくY-3のロゴ。
かなり目立つ。



総評

このモデルに関わらず、ブーストフォーム使用モデルは買いである。
全てブーストソールのモデルも新感覚で面白いが、ソールの一部分のみブーストフォームを使用したモデルなどはバランスの良いクッショニングが期待できそう。

見た目も機能も値段も大満足の一足だった。


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