2016年1月31日日曜日

スニーカーヘッズのマストアイテムJASON MARKKとダイソーグッズでスニーカー を洗う

昨今のスニーカーブームで、男女問わずスニーカーを履く人が激増した。

スニーカーと言えばラフに履いて多少の汚れは気にしないというイメージがある方も少なくないと思うが、最近は毎週のように限定モデルや復刻モデルのスニーカーが発売されてはネットで価格が高騰、下手な革靴よりも断然高くなったりもする。

また汚れたスニーカーはだらしない、コーディネートに馴染まないという価値観も当たり前になって来ており、スニーカーを綺麗に保つことはスニーカーマニアの常識とも言えるようになった。


そんな中、世界中のマニアの中で特に評判が高いスニーカーケア用品がJASON MARKK(ジェイソンマーク)だ。




このシューズケア用品とは思えないスタイリッシュなデザイン、見たことのある人も多いだろう。

現在日本では取扱が一気に増え、楽天やアマゾンなどのオンラインショップやBeauty&Youthなどセレクトショップも置いていてりと、かなり容易に手に入るようになった。



日本では有名スニーカーショップのLOWTEXが代理店になっているらしい。



こちらはエッセンシャルキットと呼ばれるいわばスターターパックのような物。

洗浄剤と専用のブラシが付いて2000円ほどで買える。

木の持ち手のブラシが、スニーカーも革靴と同じようにケアするというクラス感を醸し出している。

ちなみにスウェード用の毛の柔らかいプレミアムブラシも別売りされているので、スウェード靴を洗いたい場合はそちらを別途購入しよう。




その他ダイソーで揃えた物



まずは拭き取り用のタオル。ジェイソンマーク純正のマイクロファイバータオルが1500円前後で売られているが、わざわざ純正でなくてもダイソーで充分。

写真手前の派手なマイクロファイバーぞうきんは2枚で108円。
かなりフワっとしていて純正より良さげ。


その奥のブラシはアウトソール用。
よくクラブに行くので、酒がこぼれてベタベタの床を歩くため底が汚れる汚れる。
さすがにそんなアウトソールとアッパーを同じブラシで洗いたくないので、アウトソール専用で購入。
本来は靴洗いにも使えるが、シャツの襟を洗う用のブラシらしい。


白いカゴはなんとなく一ヶ所にまとめたかったので購入。



実際に洗う

まずは洗面器に水を張ろう。
その水でブラシを濡らしたら、洗浄剤を数滴垂らし、再度水で軽く濡らす。
あとはゴシゴシ磨いていくだけ!



こちらは2014年の夏に買ったルナフォース1。

わずか3滴ほどの洗浄剤でかなり泡立ってくる。
あまり力は加えなくても、まさに革靴を磨く感覚でブラッシングしていけば綺麗になる。
香りも爽やかな石鹸のような香りで好印象。

ブラシの毛先がステッチや縫い合わせの部分にも入り込み、そういった細かい部分の汚れも落ちるため、白いスニーカーならかなり綺麗になった実感を得られると思う。



アウトソールはダイソーのブラシでここまで落ちた。
クリアソールなので黄ばみは避けられないが、心なしか元の水色を取り戻した気がする。

ただブラシの毛の密度が低いためか泡立ちが悪く、ダイソーブラシを使うならアッパーを洗った時の泡の残りを乗せるか、直接ソールに洗浄剤を垂らしてから磨くのが良さげ。


仕上げにタオルで泡を拭き取れば終わり。
水が結構染みるので、やはりこの後陰干しした方が良いだろう。



上が洗った方。
白なのでそれなりに気を遣って綺麗に履いていたのでなかなか伝わらないが、表面や縫い合わせ部分に詰まった細かなホコリ等が落ちてサッパリした。


お次はテニスクラシック。


ソールの汚れが綺麗に落ちているのが分かるだろう。
軽い力でこするだけで、ここまで綺麗になる。



JASON MARKKの注意点



こちらはハラチNMのトゥ部分。
メッシュのような素材が毛羽立っているのがお分かりだろうか。

こちらは付属していた通常のブラシで磨いた際に起こってしまった。
そこまで気にするほどのレベルではないだろうが、プレミアムなスニーカーとなると地味に悲しい。

メッシュ素材やナイキのフライニット、アディダスのプライムニットなどのような繊維を編んで作られたアッパーは、スウェード用のプレミアムブラシを使った方が無難だろう。

プレミアムブラシは豚毛なので、安い豚毛ブラシがあれば代用可能だろう。
 


まとめ:JASON MARKKはかなりオススメ

わずか2000円でブラシまで購入できる手軽さとパッケージデザインのお洒落さ、使い方も簡単なので楽しみながらスニーカーのお手入れが出来る。

また汚れ落ちも良く、実用性の面でもしっかりと作られているのが最大のポイント。

よほど好きでなければ靴を洗うという行為は面倒な物だが、所有欲を満たしてくれるアイテム自体のお洒落感によって、「スニーカーを洗うのはお洒落な事なんだ」という風に思わせてくれる素晴らしいアイテムだ。

2016年1月28日木曜日

雪道も安心! コスパ最強ビジネスシューズTexcy Luxe

営業職など仕事柄歩き回ることの多いビジネスマンは靴の消耗が早いことだろう。

高給取りではないのでなかなか高い革靴ばかり買うわけにもいかないのが現実。

私的には仕事時に着る物はそれがスーツだろうが何だろうが単なる作業着という認識なので、別に職場でオシャレしようとも思わないし、あまりお金を掛けようと思わないから尚更仕事のためにいい革靴なんか買う気にならない。

また仕事で履くとなると履きやすさ、歩きやすさも重要になってくる。
下ろしたての靴で靴擦れなど起こした日にはたまらない。


筆者も普段は営業マンとして外を駆け回っているのだが、安くて軽くて歩きやすい、見た目もそこそこな靴はないものかと探して見つけたのがTexcy Luxeという商品。




安くて軽くて歩きやすい、見た目もそこそこなTexcy Luxe

このテクシーリュクスはアシックス商事のヒット商品。
「本革ビジネスシューズなのにスニーカーのような履き心地」がキャッチフレーズだ。

実は初めて買ったのは昨年の今頃で、すでに履き潰してしまったため、今回紹介するのは2代目になる。


今回購入したのは黒のストレートチップと茶色のUチップ。
年齢を問わない無難なデザインで、なるほど見た目はそこそこである。
よくあるダサいオヤジ靴とは違い、それなりにスマートな形。


ストレートチップにはパーフォレーションが施されているが、別にこれはいらないと思う。
ちなみに前回履いていたのも黒のストレートチップなのでリピート購入。



実はこのシリーズ2015年に入ってマイナーチェンジしており、前のモデルよりも作りがしっかりしており、履き心地も格段に上がっているのだ。
またトゥの形も少しシャープで長めになったので、よりスッキリ見えるように。




スニーカーのような履き心地を実現するソール


ソールは写真の通り。
スニーカーのようなパターンが入っており、溝があるため屈曲性も良く歩きやすい。
足を前に出す時に程よく反発してくれるので、一歩一歩が軽やかに歩ける。

前モデルは正直、耐磨耗性が低くすぐにソールがツルツルになってしまったのだが、現行モデルは溝が深くなっておりソールの素材もよりグリップ力の高い物に変更されている。

また磨耗しやすいヒール部分はより硬いラバーで補強されている。


しかし履き心地を追求してソールが旧モデルより厚くなっているため、真横から見た時のダサさが少し上がった。

もっとも、履いた状態で真横から見られることはほとんどないし、上から見下ろす限りではそこまで気にはならないが。




スニーカーのようなライニング


内側はスニーカーのようにメッシュ素材で、足首に当たる部分はクッション素材が仕込んであるためフィット感も良く、靴擦れもしにくい。

クッションの厚みも絶妙で、履いてみると外からはほとんど目立たなくなるので、よくあるオヤジ靴感が少ないのもポイント。

またインソールはカップインソール仕様になっており、こちらもフィット感とクッション性の向上に一役買っている。

これらの仕様も現行モデルから。



革の質はいかに


革質には正直期待してはいけない。
まあ上質の革を求めるなら高級靴買って下さいとしか言いようがないのだが。

一応本牛革を使用しており、同価格帯の合皮靴のような無駄なテカテカ感はなく、新品時はむしろツヤは抑えめ。
一応本革なので一般的な革靴と同じケアができるので、クリームをつけて磨けばそれなりにツヤは出せる。


軽さと履き心地の追求、そしてコストを抑えるためか薄めの革なので、よくあるスニーカーのような革だと思って貰えるとわかりやすいだろう。

細かな履き皺が入りやすいので、履かない時はダイソーのシューツリーでも突っ込んでいれば良いだろう。




雪道でも滑らなかった!

1月末、西日本を襲った大寒波により私の住む鹿児島市も平地で10cmという大雪に見舞われた(鹿児島、特に市街地での積雪は数年に一度レベル)。

そんな中道路はどこもかしこも凍結して、とても車で走れる状態ではなかった。
またバスや路面電車などの公共交通機関はストップしていて、徒歩での出勤を余儀なくされる人も多かった。
幸い私は唯一動いていたJRで行くことが出来たのだが、駅まではやはり凍った道を歩いて行かなければならない。



そんな時、このテクシーリュクスのポテンシャルを実感したのである。
普通の革靴ならツルツル滑るであろう凍った路面にもしっかりと食いつき、難なく歩くことが出来た。

自宅から駅まで10分ほどの道のりだったが、中には滑って体勢を崩す人もいる中、普段とそう変わらない感覚で歩けたのである。

次は何年後に同じような場面に出くわすかは分からないが、買って良かったと心から思えた瞬間だった。




肝心のお値段は

価格は定価で税込み6480円。
この時点でかなり安いのだが、楽天などネットで探せば最安値で5000円を切るくらいで見つかる。
旧モデルならばさらに1000円程下がる。
本革使用でこの価格はかなりのコストパフォーマンスの高さ。

また機能性も充分なので、一度履いたら病みつきになること間違いなし。
今まで履いてきた靴は何だったのかと思うほどだ。

この値段ならある程度の不満点は吹き飛ばせるし、何より本当に履いていて楽。


とにかく安くて楽でそれなりに見えるビジネスシューズをお探しの方には是非試してみて欲しい。



2016年1月4日月曜日

adidasの最新テクノロジー「boost」ソールの履き心地が凄い! 2016年初買い レ ビュー

年が明け、2016年が訪れた。
結局エヴァの新作映画も公開されず、バックトゥザフューチャーPart2に登場した自動で足にフィットしてくれるスニーカー「エア マグ」も完璧な形では実現されないまま2015年も過ぎてしまった。
ひと昔前の映画やアニメなどで「近未来」として描かれた時代が、何事もなかったかのように過ぎて行くのに違和感を覚える今日この頃である。





正月と言えば初売り


異論はあるだろうが、私の中ではこのような認識がある。
前日の夜中や早朝から福袋に並ぶという人も少なくないだろうし、どこの店も初売りセールをするもの。
私は中学生の頃くらいから正月は元日に貰ったお年玉を握りしめて初売りで服を買うのが定番で、今でもその感覚が残っている。
というわけで最近は三ヶ日には行かなくても、ほぼ毎年年始は何かファッションアイテムを買っているのだが、今年はZOZO TOWNの初売りハイパーハイパーセールで予期せぬ買い物となった。

買ったものはY-3のスニーカーで、年が明けて早々何の気なしにセールページを見ていたら、40%オフという数字にまんまと釣られてしまった。
ちょうど1月発売予定のadidasの新作を狙っていたのだが、そんな時にY-3のスニーカーが18000円程で買えればそれは釣られてしまう。




Y-3 Yohji Boost


今回買ったのはYohji Boostというモデル。
Y-3と言えばQasaやRetro Boostが流行っているので今までチェックしていなかったモデルだが、初出は2014年で今回セールに掛かっていたのは2015SSモデルのよう。
サイズはセール開始時点ですでに23.5と25.5しか残っていなかったが、私は足が小さいので25.5を購入。
届いてみたらピッタリだった。
もっとも、足が小さく見えて少しバランスが悪く感じるので普段は26.5くらいを買うのだが。




adidasの3ラインがハッキリ入っていて、Y-3でありながらadidas感も強いデザイン。
Y-3でここまで正統派に3ラインが使われているデザインは案外他のモデルにはなかったりする。




boostソールの履き心地や如何に


購入の大きな決め手となったのが、ソールに使われているboostフォーム。
これはadidas渾身の最新クッショニングテクノロジーで、どうやらかなりクッション性が高いという事は聞いていたので、その履き心地が気になっていた。


ソールはかなり厚く、見た目は発泡スチロールのよう。


ラッパーのKanye Westの着用で一躍大ブームとなっていたウルトラブーストは品薄でなかなか買えなかったりしたので、良い機会だった。
ちなみにこのYohji Boostも一時期カニエのお気に入りだったようで着用写真が多く出てくる。


触った感触ですぐに分かるのだが沈み込みが物凄く、履いた瞬間ブニッとした感触。
それでいて反発力も高いので、足が自然と前に押し出される感覚でとても歩きやすい。
見た目はどう見ても発泡スチロールだが、感触は別物。
Qasaに使われそのモード感溢れるデザインから大ヒットを飛ばしたTubularソールの履き心地は正直期待外れだったが、こちらはかなり所有欲を満たされる。


アウトソールは網目状のラバーが貼られており、一番擦れやすい爪先内側と踵外側は硬めのラバーがつかわれている。
赤い色もポイント。


ちなみにこのモデルはadidasのピュアブーストがベースになっておりソールユニットは同一。
後発のウルトラブーストは本格的なランニングにも対応させたモデルで、ソールのあまりの柔らかさゆえに姿勢制御用のトルションバーが埋め込まれているが、このソールはそれがないためスポーツ用にはあまり適さず街履き専用と言ったところだろう。

しかしこのソールは病みつきになる。
ナイキのルナロン以上の柔らかさと反発力である。



インソールも特徴的で、網目の間からはブーストフォームが丸見え。
やはりこの網目によって沈み込む感覚が増幅されるのだろう。



トゥも比較的細身の形で、色々な格好に合わせやすそう。



ヒールには大きくY-3のロゴ。
かなり目立つ。



総評

このモデルに関わらず、ブーストフォーム使用モデルは買いである。
全てブーストソールのモデルも新感覚で面白いが、ソールの一部分のみブーストフォームを使用したモデルなどはバランスの良いクッショニングが期待できそう。

見た目も機能も値段も大満足の一足だった。