2015年3月5日木曜日

なんとかして副収入が欲しい凡人


現在の会社の給料は高卒なのかと見紛うほどクソである。

しかもノルマなど自爆してクリアするのが当然というような職場風土なので、実質貰った分の何割かはまた会社に返しているのに近い。

そのクセ最低限の手当てやボーナス・福利厚生は整っている(本当に"存在だけしている"レベルの最低額)なのでブラックとも言い切れずタチが悪い。

このような状況の中もちろん転職は最初から視野に入れているのだが、現状プラスアルファの収入があればとりあえず文句は無いので、最近その方法を模索したりしている。

まあ楽して稼げる方法なんてあったら皆やっているのは分かっているし、そんな甘い物じゃないのは重々承知である。
よく巷で耳にする方法で本当に稼ぎは生み出せるのか?というのを検証したいという意味合いも大きい。


ちなみにPCやWebの知識はほぼ皆無。
マジで皆無だしそういう仕事もしていないし、何のスキルもないので安心して欲しい。
とりあえず昨年末から実践している、したのが以下である。

・アフィリエイト
・アドセンス
・NAVERまとめ
・クラウドソーシング
・ヤフオク
・メルカリ





■アフィリエイト

「ネットで稼ぐ」の代名詞的な存在。
ブログやホームページに商品の広告リンクを貼り、そのリンク経由で商品が購入されたら売上の何割かが掲載主の収益になるというものだ。
楽天やAmazonもアフィリエイトサービスを展開している。

しかしほとんどが成功報酬制のため、実際に商品が売れないと何億人がリンクをクリックしようが収益はゼロ。
仮に売れたとしても売上の1%とかそんなもんである。

このブログのサイドバーや記事中のアマゾンや楽天のリンクもアフィリエイトになっているのだが、全く売れてはいない(そもそもアクセス数自体が少ない)。
なので、もしこのブログを読んでいる方がいたら是非リンクから何か買って欲しいものである。



大手アフィリエイトASPのA8netも一応利用しているが、新着広告の案内メールが結構頻繁に来るのが少しウザい。
しかしこのリンクから誰かが登録すると、私と新規登録者、互いに報酬を得られるので是非登録して欲しい。






■アドセンス

Google AdSenseのことである。
これもアフィリエイトのような物だが、異なる点は広告をクリックしてもらうだけで報酬が発生することだ。
そのため稼ぎやすいとは言うが果たして・・・

飽き性なのでブログを更新せずにこの前まで放置していたせいもあるが、初めて3ヶ月ほどで現在の確定額は59円である。

こちらもドシドシ広告をクリックしまくって欲しい。






■NAVERまとめ

大手キュレーションサイト。
キュレーションとはネット上に散らばる情報を集約してまとめること。
様々なサイトからテーマに沿った画像や文章を引用しまくるだけなので、作業自体は慣れれば楽。
自分の興味がある分野ならばより楽しんで作れる。

PV数やお気に入り数、ページ滞在時間などから算出されるレートによって報酬が発生するが、そのレートの算出方法は謎。
500万PVで5~10万円ほどとも言われる。
とにかく注目が集められて、短期のヒットで終わらない息の長いまとめを作るのが重要らしい。

こちらは1月中旬頃に始めて現在報酬が331円。
とある音楽グループのまとめがプチヒットした時があり、それが19000PVほどでトップ。
全まとめ合わせて45000PVほど。
もうすこし爆発力のあるネタがいくつか用意できれば、そこそこ稼げそうではある。





■クラウドソーシング
ネット内職である。
Shinobiライティングという文書作成の仕事を少しやったが、全然割に合わずすぐにやめた。
暇を持て余している人はいいかも。



■ヤフオク
これは高校生の頃から趣味でやっている(規約では18歳未満は利用できないが)。
まあこれは稼ぐ目的ではなく、着なくなった服を売っては新しい服を買う資金にするためだ。
今でもそんな感じなので、ほぼファッションのカテゴリしか見ていないし相場も分からない。
とりあえずそれなりに評価のあるアカウントを所持はしているので、転売を始めようと思えばいつでも始められる。



■メルカリ
たまにCMもやっているフリマアプリ。
スマートフォンで利用する。
これもヤフオクの延長で始めたが、先日少し稼げる案件を見つけた。

とあるファッションブランドの1000円程度の商品が、なんと3000円程で売れる。
一週間で10点ほど捌いたが、一部値下げ交渉に応じた物もあり、また10%の販売手数料を取られるため、利益は16000円ほどだった。
なかなか美味しい案件だったが、当該商品が売り場から無くなってしまえば"仕入れ"ができなくなるので短期でしか稼げないのが難点。

それとメルカリの特徴?として、年齢層が非常に低いし民度も低い。
言葉遣いも知らない中高生がごまんといるので、取引時にはイラっとする場面も多々ある。
しかし、それゆえに相場を分かっていないので、上記のような普通ではあり得ないような転売も成り立つ。

今後も要注目だ。



と、色々やってみたが、転売系は仕入れて梱包して発送する作業がだるい。
やはり極力体力を使わず稼ぎたいので、アドセンスとアフィリエイトで頑張っていきたいし、是非広告をクリックして欲しいと思う。
当面は月1万円を目指しつつ、またいつかここで報告したい。

2015年3月4日水曜日

DJ集中講義 第5回その2

今回はエクスターナル操作用のコントローラについて。
PCDJをやったことのない人には少し分かりづらいかもしれない操作方法である。

過去の記事はこちら→DJ集中講義アーカイブ


エクスターナル操作の「エクスターナル」とは「外部」という意味だが、PCDJにおいて何が「外部」なのかというと、ミキサーのことである。

インターナル操作ではPCDJソフト内の仮想ミキサーをミキサー型のコントローラで操作してミックスするが、エクスターナル操作ではPCの音源を実際のDJミキサーを使ってミキシングする。


基本的な接続例がこちら。
これは筆者の私物である。

少々分かりづらいかもしれないが、使う機材は左にあるPC(ソフトはTraktor Pro2)、その奥にあるのが専用オーディオインターフェース(Traktor Audio10)、画面中央の細長い機材がMIDIコントローラ(Traktor Kontrol X1 MK2)、一番手前がDJミキサー(KORG ZERO4)である。

PC内の楽曲はオーディオインターフェースを経由してDJミキサーに入力される。
オーディオインターフェースによってDeckAをミキサーの1ch、DeckBを4chに入力するよう分岐させている。
コントローラは何をするかと言うと、曲の再生/停止やループ、エフェクト操作をする。
このX1 MK2はジョグダイヤルのないタイプだが、ジョグがあってCDJに似たインターフェースの物も存在する。


このようにミキシングに外部ミキサーを使うため、元々DJセットを持っていた人がPCDJを取り入れるのにちょうどいいし、DJをしている感も強い。
また現場ではクラブのミキサーを使えるため小型のコントローラとオーディオインターフェースを持ち込むだけでよく、インターナル操作時のような大型のコントローラを必要としない。

また特筆すべき点は、MIDIアサインの知識があればほとんどのMIDIコンが使用可能という点である。
写真のX1 MK2はTraktorのために作られた商品だが、他のソフトでもMIDI操作できる。
またKORGのnanoシリーズなど、本来DJ用ではない物も使える。
極端な話だが、PS2のゲームコントローラで操作するDJを見たことがある。
このように、かなり奇をてらった遊び方もできるのが面白い。

注意点として、オーディオインターフェースは使用するソフト専用の物が必要である。
またコントローラが小型である故インターフェース非内蔵の物が多いので、インターナル用のオールインワン型のように、繋げばすぐプレイできるという訳ではないということ。
機材のレイアウトや機能的に、スクラッチ向けではないという点もヒップホップDJにはマイナス点だと言えるだろう。
四つ打ちならばリッチー・ホウティンなども実際に使っている構成である。


初心者にはなかなか取っ付きにくい方法ではあるが、機材の初期投資額はかなり抑えられる。
また荷物も軽めなので現場での機動力もなかなか。


以下オススメ機材を何点か。


新品価格
¥18,900から
(2015/3/4 21:11時点)
筆者も使っているが、Traktorコントローラの決定版。
曲のブラウズ、エフェクト、ループやホットキュー等の基本操作は完璧に操作できる。
コンパクトで軽いので持ち運びも楽。


新品価格
¥22,730から
(2015/3/4 21:17時点)
こちらはAKAI製のSerato DJ用コントローラ。
こちらもコンパクトながら基本機能はしっかり押さえており、ノブやパッドの品質もお墨付き。



■エクスターナル操作のまとめ
・すでにDJミキサーがある場合は初期投資を低く抑えられる。
・ありとあらゆるコントローラを使用可能。
・コンパクトで場所も取らないので、現場でも楽々。
・ミックス主体のDJ向け。高度なスクラッチ等は無理。
・DVSの際の補助コントローラとしても使える。

2015年3月3日火曜日

DJ集中講義 第5回その1

長らく間が空いてしまったが、第5回はPCDJについて。



過去のアーカイブはこちら→DJ集中講義アーカイブ



PCDJソフトは様々あるが、世界的に大きなシェアを占めているのはNative InstrumentsのTraktorシリーズと、SeratoのScratch LiveおよびSerato DJである。
Scratch Liveについてはまたの機会に触れる。


一言にPCDJと言ってもそのスタイルは様々で、このPCDJ回はさらに3回に分けることにする。

PCDJには大きく分けて以下の3つのスタイルがある

・インターナル
・エクスターナル
・DVS

なおこの呼称インターナルとエクスターナルは便宜的に筆者がそう呼んでいるだけで、一般的にはあまり通じないかもしれない。



まず今回はインターナルから。
恐らくこれからPCDJを始めようという初心者の方がまず思い浮かぶ画がコレだろう。


写真のようなCDJ二台とミキサーを模した形のコントローラで操作するタイプ。
見て分かるとおり、左右のCDJ風の部分でトラックの再生/停止やピッチ合わせ、スクラッチ等の操作。
そして中央のミキサー風の部分でミキシングやイコライジングをする。

メリットとして、見た目が初心者でもわかりやすく取っ付きやすいこと、また"DJ感"があること、大抵の場合コントローラ一つ繋げばセットが完結すること等が挙げられる。

しかし大きなデメリットとなるのが機材のサイズである。
さすがに上の写真のような大型の機材を持ち歩くのは相当辛いし、クラブに持って行ったところでブースに置くスペースがない場合が多いだろう。
この手のコントローラだと実用レベルならば、小さい物でも横幅にして15インチMacBook程度はあると思った方が良い。
そして多機能になればなるほど大きい。
また「コントローラ一つ繋げばセットが完結する」と書いたが、一部オーディオインターフェース非内蔵の機材があるため、そうなると別にインターフェースの用意も必要になる。


以下にオススメを何点か紹介しよう。
新品価格
¥203,657から
(2015/3/3 23:42時点)
Pioneer DDJ- SZ
家で使うor現場に持っていく気合と置く場所があるなら間違い無く最強にして最高峰。
現在最も勢いのあるソフトSerato DJ専用コントローラ。


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¥61,508から
(2015/3/3 23:20時点)
Pioneer DDJ-SR
上のDDJ-SZの廉価版。
SZとこのSRの間にDDJ-SXも存在するのだが、持ち運びなど現実的なことを考えるとこの辺がギリギリのラインか。
Serato DJ専用。



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¥25,509から
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Pioneer DDJ-SB
DDJ-S~シリーズの最下位モデル。
入門用にはいい感じの値段と機能だが、現場で使うにはあと一歩かなという印象。


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¥77,550から
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NI Traktor Kontrol S4 MK2
Seratoと人気を2分するNative Instruments社のTraktor PRO2用コントローラ。
ハードも自社製であるので操作感の良さと、ソフト・ハード間のレイアウトのマッチングは完璧。
こちらもギリ持ち運べるレベルではある。


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¥39,800から
(2015/3/3 23:29時点)
NI Traktor Kontrol S2 MK2
上記S4の2deck版。
操作可能なdeckが二つになってしまうが、その分値段も大きさも控えめ。
初心者にもオススメの一台。


新品価格
¥137,800から
(2015/3/3 23:32時点)
NI Traktor Kontrol S8
Traktor PRO2の機能を最大限使いこなすにはこれ。
Remix Deckまで完璧に操作可能なNIの最新モデル。
カラーディスプレイまで搭載し、PC画面を見る必要がほとんどなくなった。
ジョグダイヤルが廃止されリボン式タッチセンサーになっているので、完全に四つ打ち方面向け。



■インターナル操作する際のオールインワン型PCDJコントローラの選び方まとめ

1.機能
言うまでもないが、自分のDJスタイルに必要な機能を搭載した物を選ぶべし。

2.サイズ、重さ
PCDJコントローラは基本的に自分で現場に持ち込む物である。
よって、持ち運びできるサイズと重さ、かつ現場のブースに設置しやすい物を選ぶべし。

3.シェアはTraktorとSerato DJの二強
Traktorは元々エフェクト類が豊富で音質にも定評があり、主に四つ打ちDJからの人気が高かった。
Searato DJはヒップホップDJからの信頼が厚いScratch LiveとITCHを統合した新ソフト。
基本的なDJプレイにおいては両者ともほぼ互角だが、TraktorはRemix Deckなどの新機能で既存のDJの枠を超えたクリエイティブなライブパフォーマンスも可能。
Seratoは今後の展開に期待の発展途上のソフトである。
これを踏まえてどちらに特化したコントローラにするかを決めるべし。