2015年2月12日木曜日

人生初の電気シェーバーを買った話

筆者は比較的ヒゲは濃い方だと思う。
一本一本が太いうえに密度が高いので、剃っても青みが残るレベルだ。
それはまあ致し方ないとしても、やはりスッキリ深剃りしたいので今までT字のカミソリしか使ったことがなかった。
父親がカミソリ派だったというのも大きいだろう。
そして電気シェーバーは深剃りできない物だと思っていた。



そんな筆者の髭剃りに転機が訪れたのは昨年秋頃。
夏場から口周りに白く膿んだ吹き出物(ニキビの最終形態、黄ニキビというらしい)が頻繁に発生し、見た目も最悪な上にうっかりヒゲと一緒に剃り落としてしまって血みどろになることもしばしば。
そしてそこから雑菌が入り込んでまた発生、という負の無限ループに陥り、皮膚科行きを余儀なくされた。
そして皮膚科で電気シェーバーに替えてみることを提案されたのだ。


家に帰って早速調べてみると、最近は色々種類があるらしく、かなり深剃りできる物もあるようだ。
この時点ではほとんど無知だったのだが、調べてみて自分には往復式の3枚刃以上が良いだろうという結論に至った。
往復式3枚刃というと、おそらく近年では最もポピュラーなタイプだろう。
カミソリと同じで刃が多いほど肌にやさしく良く剃れるようだ。
電気シェーバーも今は5枚刃まであるらしいのだが、かなり高価。
4万円超えのモデルも普通にある。


様々なメーカーもある中、「値段」「スペック」「デザイン」「ネットでの評価」を総合的に判断した結果、PanasonicのES-ST27を購入することにした。
値段はネットでは7000円前後と安い部類。
実店舗では1万円切る程度。
往復式3枚刃。
アメリカのブラウンと並んで電気シェーバー業界を2分する日本のPanasonic製である。
また名前は聞い他ことがある方も多いであろう、ラムダッシュブランドの商品である。


デザインも良い。
ホワイトの他にブラック、ブルー、レッドがある。
そして防水仕様なので、風呂場でも使える。
今までカミソリしか使ったことがなかったので、これを水に濡らして大丈夫なのか?という疑問と違和感を強く感じたが、全く問題無い。
シャワーのお湯をぶっかけても平気。


またこのモデルの特筆すべき点はウォータースルー洗浄だ。
高級機のように自動洗浄機はついていないので自分で洗う必要があるのだが、刃の下の部分にあるシャッターを開けることで内部まで水が通り、外刃を外さなくとも中に溜まったヒゲくずを洗い流せる。
ボディーソープなどをここから注入して洗えばより清潔。
これはメーカーも推奨する洗い方なのでご安心を。
普段はこの洗浄で済ませておき、週末など暇な時に外刃を外して綺麗に洗うようにしている。



肝心の剃り味だが、さすがにカミソリと比べると長時間経過した時の伸び具合で劣るものの、剃った直後の感触は同等だと思える。
またカミソリより肌に優しいので、夜まで予定がある時は夕方に剃り直すのも良いだろう。


筆者は時間がない朝などはドライで手早く済ませ、夜まで予定がある時や時間がある時は風呂場でシェービングジェルを使ってウエットで剃っている。
ウエットなら夕方や夜になってもジョリジョリ感は少ないので、かなり深剃りできているということだろう。

また悩んでいた黄ニキビもほぼ解消され、カミソリ負けもかなり少なくなったので大満足だ。


お値段も手軽でコストパフォーマンスは抜群なので、電気シェバーの入門や、あまりお金は掛けたくないけど良い物が欲しいという方に最適だ。

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